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国際フォーラム×エクスカーションの新しい試み、『日本的寛容の発見』事業を「NEXTOURISM WRAP-UP 2024」で報告

イベント

「NEXTOURISM WRAP-UP 2024」(2024年12月13日開催)において、今年度の活動報告として観光庁と取り組んだ『日本的寛容の発見』事業の報告が行われました。

この事業は、国際フォーラム×エクスカーションの新しい試みとして2024年8月28日から31日の4日間に渡って実施されました。この事業は、国際フォーラム(あるいは国際会議)に参加するため来日するグローバルリーダーやビジネスエグゼクティブに日本での滞在中に記憶に残る体験をしてもらうことで、より深く広く日本文化への興味を喚起し再訪へ繋ぐ、さらにはインフルエンサーとしての彼らの信頼と発信力によって周りのエグゼクティブ層に情報を広めてもらうことが可能なのではないかとの仮説の元、調査事業として行われました。

具体的には、国際フォーラムとエクスカーションを一貫した一つのテーマを軸にプロデュースし、そこに海外から特に文化やクリエイティブに関心の高いグローバルリーダー、ビジネスエグゼクティブらを選出し招聘しました。テーマは、『日本的寛容の発見』とし、京都〜金沢・輪島〜富山と複数の地域を訪問。各地で様々な体験を通じて日本文化の深みに触れてもらいました。

結果、今回提供したプリヴィレッジな体験は彼らに驚きや発見をもたらし、彼らの記憶に深く刻み込まれたようです。体験の満足度、さらには一年以内の再訪意向も非常に高い評価を得ることができました。

また、今回の事業は、観光体験の高付加価値化に関する取り組みでもありましたが、この点においてはかなり高いレベルのエクスクルーシブな体験を造成し、提供できました。ただ、高付加価値化を目指す上でのいくつかの課題も見えてきましたので、引き続きこれらの課題解消に向けて当機構としても取り組んでいきたいと考えています。

さらには、当機構が取り組んできたインタープリテーションの実践の場としても貴重な事業となりました。この点についてもあらためてご報告したいと考えています。

本事業についての資料はこちらで確認できますのでご興味のある方は是非ご覧ください。
https://speakerdeck.com/originalinc/ri-ben-de-kuan-rong-nofa-jian

事業の様子をまとめた動画はこちら
https://youtu.be/1hjKX6kXxEc?si=sgZWeeSSD-U22Xk1

【イベント概要】
『NEXTOURISM WRAP-UP 2024』
主催:一般社団法人 日本地域国際化推進機構
開催日時:2024年12月23日16時〜
場所: BABY The Coffee Brew Club 東急プラザ原宿「ハラカド」3階
東京都渋谷区神宮前6-31-21

【基調講演】
観光庁 観光資源課 課長 竹内大一郎氏
『観光立国 2024年の総括と2025年への展望』

【パネルディスカッション】
テーマ:「インバウンド市場、解決すべき課題と未来像」
登壇者:
観光庁 観光資源課 課長 竹内大一郎氏
一般社団法人 ナイトタイムエコノミー推進協議会 代表理事 齋藤貴弘氏
株式会社 TOKI 代表取締役 稲増佑子氏
モデレーター:当機構代表理事 伏谷博之

【特別セッション:世界の最前線トピックを知る】
テーマ:サム・アルトマンが『World』(旧Worldcoin)で描く未来社会
講演:Tools For Humanity 日本代表 牧野友衛氏(当機構理事)
聞き手:当機構理事 國友尚
OpenAI CEOのサム・アルトマン氏が設立した『World』(旧Worldcoin)プロジェクトについて、このプロジェクトを推進する企業、Tools for Humanity 日本代表の牧野友衛氏にお話しを伺います。Worldは、AI時代に必要なAIと人間を識別することを証明する認証システム「World ID」と新しい金融ネットワークの構築を目指しています。

【活動報告】
観光庁の『特別な体験の提供等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業』の一環として、当機構は『日本的寛容の発見』プロジェクトを実施しました。本プロジェクトでは、グローバルリーダーを対象に、国際フォーラムとエクスカーションを組み合わせた革新的な体験プログラムを展開しました。ここでは、その実施内容と成果についてご報告いたします。