NEXTOURISM イノベーションけもの道 みんなで見つける新しい観光まちづくり
2024年8月19日(月)、『NEXTOURISM イノベーションけもの道〜みんなで見つける新しい観光まちづくり〜』の第一弾を開催しました。
このイベントでは、民間主導の新しいまちづくりの形として注目を集めている福岡県糸島市の「サイエンスビレッジ構想(SVI)」のキーマンである、メタコード 代表取締役 平野友康氏とディジティ・ミニミ 代表取締役 竹中直純氏のおふたりをゲストに迎え、『生成AIとまちづくり』についてお話を伺いました。
2024年6月、糸島にまちづくり会社「イトシマ株式会社」が設立されました。代表には、糸島に移住し地域と一緒にまちづくりに取り組む平野友康氏が就任。生成AIプラットフォームを活用した「SVIまちづくり学校」開設が発表されました。発表の中では、生成AIをまちづくりに積極的に活用していくことが謳われています。
生成AIを取り巻く状況は想像を絶するスピードで進化しており、そう遠くない未来には私たちの日常生活に欠かせない存在となるであろうことが段々と実感できるようになっています。生成AIを活用することで、魅力的な都市や地域を生み出すことができるのか。持続可能な地域の未来を実現できるのか。といったテーマはまさに今、語り合うべき重要なテーマでしょう。
『イノベーションけもの道』シリーズについて
『イノベーションけもの道』は、野生動物が本能的に作り出す「けもの道」になぞらえた概念です。それは、誰かが意図的に設計したものではなく、人々の自然な行動や欲求に沿って徐々に形成される新しい道筋を表します。既存の枠組みにとらわれない斬新なアイデアが、まるで生き物のように自然に成長し、やがて社会に深く根付いていく。NEXTOURISMは、このような有機的で持続可能なイノベーションこそが、現代の観光やまちづくりに不可欠だと考えています。
企業会員である大成建設様からは、近況報告の発表をしていただきました。
5月のゴールデンウィークに銀座スカイウォーク2024社会実証を実施。その時の様子を報告していただきました。この事業では、4つのエリアのうち1つのエリアの企画運営を担当。KK線という首都高速を結ぶバイパスの役割がなくなってしまうのですが、ニューヨークのハイラインの事例を元にそのまま生かしながら将来に向けて必要な空間に蘇らせていくという取り組みです。非常に長い事業となり、完成するのは2030年〜2040年と言われているようです。ようやく2026年度に着工予定となった今回の事業について、入口部分だけ情報共有をいただきました。
大成建設様の新しいまちづくりチャレンジの取り組み内容と最新情報をお話いただきました。